図表 > 第1部 > 特集 > 第21表 女性観光カリスマ
氏名 | 肩書き | 所在地 | カリスマ名称 | 取組の概要 |
朝廣 佳子 |
株式会社読売奈良ライフ 代表取締役兼編集長 |
奈良県 奈良市 |
「奈良らしさ」を追求し「なら燈花会」を成功に導いたカリスマ |
奈良公園付近一帯を幻想的なろうそくの灯りを用いて演出する「なら燈花会」の第1回目から実行組織リーダーを務めている中心的人物。このイベントをボランティアの協力による市民主体のイベントとして地域に根付かせるとともに,多くの来訪者を呼び寄せることができる「奈良の夏の一大イベント」として成長させることに貢献し,第6回目となる2004(平成16)年は期間中(11日間)に70万人もの誘客に成功している。 |
有村 佳子 |
株式会社指宿ロイヤルホテル 代表取締役 |
鹿児島県 指宿市 |
「温泉・食」などオンリーワンの地域資源を生かした観光のカリスマ |
鹿児島の主要観光地である指宿で,浸食傾向にある“砂浜”の再生に,自らが砂浜をつくる会の会長となり,地域一体となって取り組むとともに,天然砂むし温泉や地元の豊かな食材など,鹿児島が誇るオンリーワンの地域資源を活用し,それに運動を組み合わせた,「食・運動」をキーワードとする新たな観光振興の展開を図ろうと日々奔走している。 |
渋谷 文枝 |
農家レストラン経営 |
宮城県 加美町 |
伝統食によるアメニティ創出のカリスマ |
農村食文化の女性起業家として,自ら経営する農家レストランにおいて,アイガモ農法による有機米や自家野菜を使用した地域の伝統食を提供するなどスローフードを実践するとともに,農村発の食アメニティを県内外へ積極的に情報発信し,農村女性起業家のモデルとして都市農村交流を通じた地域の活性化に貢献している。 |
田中 まこ |
神戸フィルムオフィス 代表 |
兵庫県 神戸市 |
映像による地域振興・観光隆盛のカリスマ |
欧米,アジアなどのフィルムコミッショナーやエンターテイメント産業への自身の幅広いネットワークを活かしながら国内外のロケを積極的に誘致し,併せて映像制作の経験の豊かさを活かしたフィルムコミッション活動を推進し,神戸の街の「映像による」観光振興に尽力している。 |
塚越 裕子 |
群馬女将の会 会長 伊香保温泉郷 塚越 屋七兵衛 代表取締役社長 |
群馬県 渋川市 |
旅館・ホテルに活気を取り戻す女将カリスマ |
少子高齢化や旅行形態の多様化が進展する中で,旅人を受け入れる旅館・ホテルを女性の力で魅力あるものにするため,抜群のリーダーシップで『群馬女将の会』を発足させ,接客サービスの向上や観光PR等を連携して推進し,観光客の増加と,旅館・ホテルの活気の復活に努めた。 |
西下はつ代 |
株式会社ブルーベリーオガサ 代表取締役 |
静岡県 菊川市 |
ブルーベリーを活かしてゼロから農業を始め,「観光農園」を創設したカリスマ |
農業に憧れ,夫の自動車部品製造業の片腕から老後も楽しく働ける農業の世界へ転身し,観光農園「ブルーベリーの郷」を開園。ゼロから始めた農業を「観光農園」として施設を充実させるほか,苗木の販売,オリジナル商品の開発を行うなど,地域観光の目玉とするとともに,地域の活性化に貢献している。 |
野田 文子 |
内子フレッシュパーク 「からり」 取締役 「からり特産物直売所」 運営協議会 会長 |
愛媛県 内子町 |
農産物販売の実践による都市住民との「食」と「農」の交流カリスマ |
都市と農村との交流拠点「からり」の取締役,農村女性起業家のモデルとして多方面で活躍。 ※詳細は第2節(事例5)参照 |
松場 登美 |
株式会社石見銀山生活文化研究所 取締役所長 石見地域デザイン計 画研究会 会長 |
島根県 大田市 |
わらしべカリスマ |
石見銀山の生活文化を発信し,観光客の増加に貢献。 ※詳細は第2節(事例1)参照 |
(備考)国土交通省ウェブサイトより作成。