平成20年版男女共同参画白書

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第4節 調査の実施及び情報・資料の収集,提供

1 政策・方針決定参画に関する調査・研究の実施

内閣府では,毎年「女性の政策・方針決定参画状況調べ」を取りまとめ,公表している。平成19年度は,「政策・方針決定過程への女性の参画の拡大に係る数値目標(「2020年30%」の目標)のフォローアップのための意見」(平成19年2月男女共同参画会議決定)に基づき,「2020年30%」の目標に関する指標を定め,そのフォローアップを行った。

また,「諸外国における政策・方針決定過程への女性の参画に関する調査」を実施し,平成20年3月には,調査結果報告書を公表した。

2 女性の人材に関する情報の収集・整備・提供及び人材の育成

独立行政法人国立女性教育会館女性教育情報センターでは,「男女共同参画人材情報データベース」を「女性情報ポータル “Winet(ウィネット)”」(http://winet.nwec.jp/)上に公開し,女性の人材情報として利用できるよう,充実に努めている。

3 政策・方針決定過程の透明性の確保

総務省では,行政機関の保有する情報の公開に関する法律(平成11年法律第42号)及び独立行政法人等の保有する情報の公開に関する法律(平成13年法律第140号)の的確な運用に努めている。また,政策評価制度に関しては,行政機関が行う政策の評価に関する法律(平成13年法律第86号)及び基本方針(平成17年12月改定)の枠組みの下で,各府省及び総務省は政策評価に取り組んでいる。