平成20年版男女共同参画白書

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第11章 男女共同参画を推進し多様な選択を可能にする教育・学習の充実

  • 男女平等を推進するため,学校教育及び社会教育を通じて教育・学習の充実を図っている。中学校の特別活動や高等学校の公民科,家庭科において男女相互の理解と協力等について指導するとともに,高等教育機関において男女共同参画の理念を踏まえ教育・研究活動が行われるよう促している。
  • 大学等における社会人選抜の実施,夜間大学院の設置等や放送大学の整備を通じ,大学等の生涯学習機能の拡充を図るとともに,大学等が一定の学習プログラムを修了した社会人等に対し,学校教育法に基づく履修証明書を交付できることとした(平成19年6月)。また,学校施設の開放の促進や『「学びあい,支えあい」地域活性化推進事業』等を通じ,地域における学び・交流の場の拡大に努めるとともに,「全国生涯学習フェスティバル」を開催した。再チャレンジを希望する女性の学習機会の充実,独立行政法人国立女性教育会館の事業の充実等を通じ,女性教育・学習活動の充実を図っている。中学校,高等学校及び大学等における進路・就職指導の充実を図るとともに,キャリア教育の推進を図っている。