平成18年版男女共同参画白書

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第2節 調査研究,情報の収集・整備・提供

(1)男女共同参画社会の形成に関する調査研究

内閣府では,女性に対する暴力について的確な施策を実施し,社会の問題意識を高めるため,定期的に実態把握の調査を行っている。平成17年度は,「男女間における暴力に関する調査」を17年11月から12月にかけて実施した。

(2)情報の提供,広報・啓発活動

ア 国際社会及び諸外国における取組の動向に関する情報の提供

内閣府では,国連婦人の地位委員会(CSW),女子差別撤廃委員会(CEDAW),欧州連合(EU),欧州評議会(CE)等の取組や,アジア太平洋経済協力(APEC),各種地域機関,諸外国における先進的な取組の動向について情報を収集・整備し,男女共同参画推進連携会議(えがりてネットワーク)企画委員会主催の情報・意見交換会,政府の広報誌,インターネット等を通じて,情報を提供している。

イ ホームページなどによる情報の提供

内閣府では,インターネットホームページを通じて,国内外の男女共同参画社会の実現に向けた取組に関する情報を提供しているほか,本ホームページを男女共同参画に関する総合的な情報交流の拠点とするべく,一層の充実を図っている。

ウ 広報・啓発活動

内閣府では,男女共同参画に関する総合情報誌「共同参画21」や「男女共同参画推進本部ニュース」を定期的に発行し,男女共同参画推進本部,地方公共団体,女性団体等の活動状況等に関する情報を広く提供している。また,海外に我が国の女性の現状を紹介するため毎年1回「Women in Japan Today」を発行し,各国政府や国際機関等に配布している。