平成17年版男女共同参画白書

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第6章 男女の職業生活と家庭・地域生活の両立の支援

  • 厚生労働省では,待機児童の解消に向け,50人以上待機児童がいる市町村を中心に,平成19年度までの3か年で集中的に受け入れ児童数の拡大を図ることとしている。また保育需要が増大している市町村等においては,16年度に策定された保育計画に基づき,待機児童の解消に向けた総合的な取り組みを促進する。さらに子ども・子育て応援プランに基づき,多様な需要に応える保育サービスの提供を図っていく。
  • 平成17年4月より施行される改正後の育児休業・介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律を踏まえ,育児や家族の介護を行う労働者が働き続けやすい環境の整備を進めるため,仕事と育児・介護の両立のための制度の一層の定着促進を図るとともに,両立のための意識啓発を行う。
  • 子ども・子育て応援プランに基づき,今後5年間で,週労働時間60時間以上の雇用者の割合を1割以上削減することを目標に,長時間にわたる時間外労働の是正を図る。
  • 文部科学省では,教育委員会等に保育カウンセラー等の専門家からなる幼児教育サポートチームを設置し,幼稚園,保護者・家庭等を支援する方策の調査研究や,幼稚園の機能を活用し,親に子育ての喜びを実感する機会を提供し,親の子育て力の向上を図るための施策を実施する。
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