平成16年版男女共同参画白書

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第1章 男女共同参画社会に向けた施策の総合的な推進

  • 男女共同参画会議においては,平成15年4月に「女性のチャレンジ支援策の推進に向けた意見」を決定し,これを踏まえ,「2020年までに,指導的地位に女性が占める割合が,少なくとも30%程度になるよう期待」し,「チャレンジ支援策」に取り組んでいくこととされた。また,7月には,「政府が実施する男女共同参画社会の形成の促進に関する施策の実施状況及び今後の取組に向けての意見」を決定し,内閣総理大臣及び関係各大臣に意見を述べた。
  • 基本問題専門調査会では,男女がともに個性と能力を十分に発揮できる社会の構築に向け,女性の新しい発想や多様な能力を活かせるよう様々な分野へのチャレンジ支援策について検討を進め,平成15年4月に,男女共同参画会議に最終報告を行った。

    女性に対する暴力に関する専門調査会では,配偶者暴力防止法の見直しに関する調査検討を行い,平成15年6月に「配偶者暴力防止法の施行状況等について」を取りまとめ,男女共同参画会議へ報告した。また,それ以外の女性に対する暴力全般について検討を行い,平成16年3月に「女性に対する暴力についての取り組むべき課題とその対策」を取りまとめた。

  • 国,地方公共団体及び大学等との協力による「チャレンジ・キャンペーン」としてセミナー,シンポジウム等を実施,その他活躍している女性をインターネット上に紹介するチャレンジ・サイトの構築など幅広い取組が行われた。
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